日光例幣使街道〜街道宿ヒストリーウォーク〜
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鹿沼宿
■鹿沼宿(栃木県鹿沼市)
鎌倉期、日光山を信仰した源頼朝により、鹿沼を筆頭に66ヶ村を神領として日光山に 寄進されました。戦国時代には、日光山と供に鹿沼を支配する各領主より、庇護されてき ました。後に豊臣秀吉に帰順し、徳川の代に宿として少しづつ徐々に形成し始めます。 壬生道中・例幣師街道の宿場町として鹿沼は発展を続け、人口も慶長年間のころより 3〜4倍以上に増え、鹿沼のシンボルともいえる今宮神社の例大祭における「彫刻屋台 」が完成していくのです。 現在では10月第二の土曜・日曜日に毎年開催され、昔の庶民の「粋」「力」の競い合 いを今に伝えています。
>>今宮神社と壬生氏はこちらから   >>歴史人物紹介はこちらから   >>鹿沼戦記異聞はこちらから   >>鹿沼の「彫刻屋台」はこちらから
 
■前日光の入り口―遠鳥居
鳥居跡町(とりいどちょう)の名前の由来となった 日光山遠鳥居が鎌倉期に建てられたとの伝承があります。
奈良期に勝道上人が日光山開山の後、「えのき」を4本植えたと伝えられ、 その跡に1957(昭和32)年日光二荒山神社から御神体を迎え、二荒山神社が祀られました。 傍らには「旧一の鳥居跡」と刻まれた碑が建てられています。
この社は二股に分かれた街道の内側に鎮座し、日光山神領から鹿沼宿として生まれ変わった宿の人々を見守っていたのかもしれません。
■所在地:栃木県鹿沼市鳥居跡町
■交 通: 東武新鹿沼駅下車 徒歩5分
■今宮神社(鹿沼城址内)
開運、商売繁昌、健康長寿、五穀豊穣   創建年代 : 延暦元年(782年)
天文元年(1532年)、御殿山に鹿沼城を築いた壬生綱房が、天文3年(1534年)に社殿を創建し、 御所森(現北小学校裏庭)より日光二荒の大神を移し、 今宮権現と称して城の鎮守としました。屋台行事は平成15年2月に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
壬生氏滅亡後は慶長13年(1608年)に鹿沼宿の氏神として再建されました。
毎年10月には、絢爛豪華な彫刻屋台が繰り出す秋祭りが行われます。
■所在地:栃木県鹿沼市今宮町1,692
■交 通: 東武新鹿沼駅下車 徒歩15分 車5分
■問合せ:TEL0289-62-2679 FAX0289-63-1477
■屋台のまち中央公園
鹿沼の三名園の1つを復元した「掬翠園」をはじめ、 歴史的遺産である彫刻屋台を3台常設展示し、 音や映像で鹿沼の秋祭りや彫刻屋台の歴史を紹介する「彫刻屋台展示館」、 郷土の観光物産資源を紹介・販売する「観光物産館」があります。
■所在地:栃木県鹿沼市銀座1-1870-1
■交 通: 東武新鹿沼駅下車 徒歩15分 車5分
■営業時間: 09:00〜17:00※彫刻屋台展示館入館時間 16:30(入館締切)
■入場料:彫刻屋台展示館入館料(一般) 400円(高・大) 300円 (小・中) 200円
■問合せ:TEL0289-60-2507 FAX0289-60-1507
■定休日: 月曜日 ※祝日を除く 祝日の翌日・年末年始
■駐車場: 30台
■寿司長
築地直送本物の味―海なし県であるこの栃木県鹿沼市において、 美味しいお寿司とちょっとした贅沢を手頃なお値段で味わえます。
東京での修行の後、昭和58年に六本木で寿司長を開店し、 15年前、鹿沼の地で築地直送の新鮮で美味しいネタのみならず、 厳選した「素材」と「手づくり」にこだわったサービスをご提供させて頂いております。
ランチサービス   寿司セット920円 鉄火丼セット920円 ちらし920円  接待料理等にはご予約コースやご要望によってご用意させて頂きます。
《特上のにぎりと蟹。珍味「からすみ」は意外にさっぱりしたお味で、熱燗に程よく合いますね。》
■所在地:栃木県鹿沼市栄町2-9-11
■交 通: JR鹿沼駅下車 タクシー10分
■営業時間:11:00〜14:00(昼) 17:00〜22:00(夜) 定休日 / 水
■問合せ:TEL0289-63-3435
■石村神社
鹿沼の武将 高村越前守により日光東照宮造営の際の職人に作らせた神社。
社の側面・裏面には時代の流れで褪色しましたが東照宮と同じく龍や恙、象、猿、天人等数々の彫刻がなされています。
彫刻は保存の為非公開。
祭神 岩裂神 根裂神 経津主神  祭祀 1月7日、風祭 8月31日
本社創立年月日不詳、住吉は星宮大明神と称し、一村の鎮守神なりましたが、 明治5年(1872)社格改定に際し、石村神社と改称。
享保21年(1736)正月11日神位源宣旨正一位を授けられ、明治5年まで高村越前代々奉祀。
《彫刻は社の側面・背面の為、残念ながら見る事ができませんが、 精密な数々の彫刻と染色が残っているところもあり、当時の美しさを偲ばせます。》
■所在地:栃木県鹿沼市引田1,307番地
■交 通: 東武新鹿沼駅下車 タクシー15分 JR鹿沼駅下車 タクシー15分 鹿沼ICより車で25分

 



■鹿沼市引田地区
鹿沼市引田地区は知る人ぞ知る「ロッククライミング」と 「フライフィッシング」で有名な場所。
限りなく垂直な絶壁の岩場は「ロッククライミング」通には秘かな羨望の場所ともなっています。
大芦川の澄んだ渓流では「鮎」「山女魚」「岩魚」を釣りに「フライフィッシング」をする釣り人達が休日にはつめかけています。
現代では少なくなった子供達の「川遊び」もできる鹿沼でも唯一の渓流ではないでしょうか。
また歴史好きには各所に点在した城跡めぐりにも意外な発見があり、 山と川に囲まれた自然の中に忙しい日常を忘れさせる隠されたスポットとしての魅力があります。
「フライフィッシング」のメッカ勿論「リバーランズスルーイット」ばりに川釣りを楽しむ釣り人もいます。

大芦川の水深3m以上はある淵「弁天淵」今はもうハッパをかけて地形も変わりましたが、 透明度の高い澄んだ川底には「山女魚」の姿も見えます。

   「弁天淵」
■古峰神社 
御祭神 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
御神徳 家内安全、火災消除、海上安全、大漁満足、五穀豊穣、 営業繁栄、交通安全、身体健全、当病平癒、厄祓など。
約1300年の昔、隼人という方がご祭神のご威徳を慕って古峰ヶ原の浄地に都から神霊をお祀り申しあげたのが始まりといわれています。
その後、古峰ヶ原は、日光を開かれた勝道上人の修行の場となり、古峯の大神の御神威によって古峰ヶ原深山巴の宿において3ヶ年の修行の後、天応2年(西暦782年)日光の男体山に初めて登頂し、大日光開山の偉業を成しとげられました。
この縁起にもとづき、古峯神社を中心とする古峰ヶ原は日光全山の僧たちが修行に励む霊地となり、明治初めの神仏分離で現在の古峯神社になりました。
天狗は御祭神のお使いとして、崇敬者にふりかかる厄災を祓い除けるという信仰を集め、古峯神社の別名「天狗の社」とも云われる所以ともなっています。
《古峰園(こほうえん)》
古峯神社の庭園として、大芦川の清流を引き、広大な自然の地形を生かして作られた82500平方メートル(25000坪) の廻遊式日本庭園。山奥とは思えない程綺麗に手入れが行き届き、 紅葉の季節など庭園内を彩る真っ赤なもみじは絶景。峯の茶屋で一服するのも風情がありGood
■所在地:栃木県鹿沼市草久3027
■交 通:鹿沼ICより車で1時間30分
■問合せ:TEL0289-74-2111

 
日光例幣師街道
富士通オープンカレッジ 鹿沼校
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